HOME > 緑化技術情報 > 緑化樹木の防除技術<虫害編>

緑化センターについて

緑化樹木の防除技術<虫害編>

当センター月刊誌グリーン・エージ掲載記事の中から、緑化樹木の虫害防除技術に関連する記事を掲載しています。

記事はすべてPDFデータです。

グリーンエージ1975年2月号表紙

葉を食う害虫−その1−

 小林 富士雄(林業試験場昆虫研究室長) 1975年2月号 p.43〜49掲載

 緑化樹木の葉を食う害虫は便宜上4つに分けることができる。今号は、 「1.体を露出したまま加害するもの」について解説。

 蛾・蝶 (ケムシ、イモムシ・アオムシ、イラムシ、シャクトリムシ)、

 甲虫(コガネムシ、ゾウリムシ、ハムシ)、ハチ(ハバナ)

 

 データのダウンロード  PDF 6,357KB

グリーンエージ1975年4月号表紙

葉を食う害虫−その2−

 小林 富士雄  1975年4月号 p.54〜59掲載

 今回取りあげるのは、なにかで体を覆って葉を食うもので、防除も厄介なグループである。

 2.ミノ状の巣に入って加害するもの−蛾(ミノムシ)

 3.葉を綴ったり捲いていて加害するもの−蛾(ハマキムシ)、甲虫(オトシブミ)、ハチ(ハバチ)

 4.葉にもぐって加害するもの−蛾(ハモグリガ)、ハエ(ハモグリバエ)

 

 データのダウンロード  PDF 6,349KB

グリーンエージ1975年6月号表紙

樹液を吸う害虫

 小林 富士雄 1975年6月号 p.41〜49掲載

 葉、枝、幹から樹液を吸う害虫(吸収性害虫)は、一般に森林ではそれほど発生しないが、緑化樹木にとくに多く発生する。

 本誌では以下の吸収性害虫について、絵、写真をまじえて解説している。
 半翅目(カイガラムシ、アブラムシ、コナジラミ、キジラミ、ハゴロモ、ヨコバイ、アワフキムシ、
グンバイムシ、カメムシ)、総翅目(アザミウマ)、ダニ目(ハダニ)

 

 データのダウンロード  PDF 8,420KB

樹にもぐる害虫

 小林 富士雄 1975年8月号 p.38〜44掲載

 樹皮、材にもぐる害虫(穿孔性害虫)は、度々、樹木の枯損の原因となる。その加害だけで木を枯らすことは少ないが、幹にあけた孔から腐れが侵入し易く、そのため木をひどく衰弱させ、最後には枯損をひきおこす。
 本誌では以下の穿孔性害虫絵、写真をまじえて解説している。
  鱗翅目(りんしもく)−コウモリガ、スカシバ、ボクトウガ、カワムグリガ
  鞘翅目(しょうしもく)−カミキリムシ、ゾウムシ、キクイムシ、タマムシ
  膜翅目(まくしもく)−キバチ、双翅目(そうしもく)−タマバエ

 

 データのダウンロード  PDF 7,224KB

グリーンエージ1975年10月号表紙

虫こぶをつくる害虫・芽、蕾、新梢の害虫、根を食う害虫

 小林 富士雄 1975年10月号 p.48〜51掲載

 植物が昆虫、ダニに寄生され、その刺激によって異常な発育をした部分をゴール(虫こぶ)という。以下の虫について解説。

 ・虫こぶをつくる害虫−ヤノイスアブラムシ、マツバノタマバエ
 ・芽、蕾、新梢の害虫

   −ベニモンアオリンガ、アヤニジュウシトリバ、マツツマアカシンムシ、モンクキバチ

 ・根を食う害虫−ヨトウムシ(ヤガの幼虫)、ネキリムシ(コガネムシの幼虫)

 

 データのダウンロード  PDF 3,737KB

グリーンエージ1975年12月号表紙

緑化樹害虫リスト

 小林 富士雄 1975年12月号 p.53〜60掲載

 緑化樹木を加害する害虫について、樹種と害虫名、加害個所を一覧で記載。

 

 データのダウンロード  PDF4,852KB

グリーンエージ1984年2月号表紙

緑化樹木の害虫と防除

 小林 富士雄(農林水産省林業試験場昆虫科長) 1984年2月号 p.8〜15掲載

 緑化樹木とは、個人庭園・公園・道路用地・工場敷地・都市近郊公園などを含む、いわゆる緑地の樹木類を指すものと理解される。このような環境下に植えられた樹木には、その自生地である森林ではあまり問題とならなかった昆虫が異常に発生することが多い。アブラムシ・カイガラムシ・ミノムシなどはその例である。

 ここでは害虫のおおまかなグループごとに生態と防除を概説する。

 

 データのダウンロード  PDF10,064KB

グリーンエージ1988年2月号表紙

幹・大枝の穿孔虫害とその対策

 山根 明臣(東京大学秩父演習林長) 1988年2月 p.27〜33掲載

 穿孔虫の定義から、昆虫の種類毎に生活様式、樹木への影響、防除対策などを解説。

 

 データのダウンロード  PDF7,101KB

グリーンエージ1993年2月号表紙

緑化樹木の虫害診断

 天野 孝之(樹木医・奈良県林業試験場) グリーン・エージ1993年2月号 p.42〜45掲載

 虫害も病害と同じように、新梢から根端に至るまでそれぞれの個所で発生が認められ、また害虫の発生個所もある程度限定される。これらの害虫は、<食葉性害虫><吸汁性害虫><穿孔性害虫>に大別される。

 これらのグループ毎に生態と防除を解説。

 

 データのダウンロード  PDF4,338KB

グリーンエージ1993年2月号表紙

緑化木の病害虫−診断と防除−

 桐林 秀雄(樹木医) 1995年5月号 p.23〜26掲載

  1. 病気 病気と病害の区別がされない場合が多いが、一般に病気に基づく樹木の損害を重視した場合には病害という。病気の原因と診断について解説。
  2. 虫害 樹木および林産物またはその生産物に対して、直接、間接に有害な関係を有する昆虫を害虫という。被害をおよぼす主要な昆虫、害虫を見分けるめやす、加害部分と主な害虫について解説。
  3. 防除 防除という言葉には、予防と駆除のふたつの意味があります。このことを知っておくことが被害防除に役立ちます。予防と駆除について解説。

 

 データのダウンロード  PDF3,981KB

このページのトップへ