
選抜試験と松保護士講習会
「選抜試験」に合格した方が「松保護士講習会」を受講し、資格審査を経て松保護士資格を得ることができます。
令和5年度 開催日程
選抜試験(1次審査)
『書類審査』と『論述試験』(問題送付方式)を組み合わせて実施します。
試験実施期間:令和5年8月25日(金)〜30日(水)(問題送付方式)
・「樹木医」と旧「日本の松の緑を守る会」認定の松保護士は選抜試験が免除されます。 ・「問題送付方式」は試験期間中に応募者に論述試験問題を送付し、解答後に返信用の専用
松保護士講習会 (2次審査)
Web配信と対面実習により実施します。 ※選抜試験合格者と試験免除者対象
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令和5年度 松保護士講習会受講者選抜試験 募集案内 | ![]() |
申込書等の作成上の留意事項 | ![]() |
受講者選抜試験申込書 【 記載例 】 | ![]() |
提出書類のダウンロード 【 様式第1〜5号 】 | ![]() |
募集要項の概要
選抜試験
(1)応募資格
経歴 | 従事年数 | 特例に該当 | 選抜試験 |
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@ マツ・松林の保護に関する業務に従事 | 5年以上 | 必要 | |
A樹木医補 | 1年以上 | 〇 | |
B国、都道府県または市区町村の農林・緑化関連職員であって、国や都道府県、当センター等が実施する「松くい虫防除に係る研修会」を修了 | 1年以上 | 〇 | |
C樹木医 | ― | 〇 | 免除 |
D旧“日本の松の緑を守る会”認定の松保護士 | ― | 〇 |
※「特例」とは、従事年数の短縮または選抜試験の免除があること。証明書類の提出が必要です。
※詳しくは募集要項でご確認ください。
(2)選抜試験の方法
選抜試験の 方法 |
内容 |
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書類審査 | 応募時に提出いただく「書類審査総括書」(様式第4号)に基づき審査を行います |
論述試験 | ・緑化センターから試験問題を送付し、一定期間後に提出(返送)いただきます ・主にマツ材線虫病に関連したテーマについて、800 字程度で解答いただきます |
(3)応募手数料
15,000円(税込)
応募手数料は、樹木医及び旧日本の松の緑を守る会認定の松保護士の方も必要となります。
松保護士講習会
選抜試験の合格者及び免除者は、以下の日程で講習会に参加いただきます。
詳細につきましては、あらためて選抜試験の合格者及び免除者に書面で通知します。
講義の動画配信(1週間程度)と4日間の実習及び資格審査(科目試験・面接試験)を組み合わせて実施します。
Web 配信期間(自宅等) |
実習・2次審査(対面) |
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11 月14 日(火)〜11月29 日(水) |
11 月28 日(火)〜12 月1 日(金) |
※本講習会は造園CPD認定プログラムです
(1)講習会会場及び実習場所
つくば国際会議場(3階304室)
〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3 電話 029-861-0001
(2)講習会科目
講義 | 動画配信の内容 |
---|---|
動画配信 (各90 分) |
@松枯れの現状と対策(林野庁森林保護対策室長) Aマツ類の生理・生態(福田 健二) Bマツノマダラカミキリの生理・生態(富樫 一巳) Cマツ材線虫病発生のメカニズム(金子 繁) Dマツ材線虫病以外の病害(金子 繁) Eマツ材線虫病以外の虫害(牧野 俊一) Fマツ材線虫病抵抗性育種事業(高橋 誠) Gマツ材線虫病の診断と防除(中村 克典) H松枯れやナラ枯れ等の伝染性病害について(牧野 俊一) I松枯れ防除の実践と現場における問題点(松原 功) J空中(薬剤)散布減少の要因と課題(本山 直樹) Kメーカー説明(複数社) |
対面 1日目 |
・オリエンテーション、自己紹介 ・マツ材線虫病診断キットの使用方法について |
2日目 | ・マツノマダラカミキリの観察 ・マツノザイセンチュウの検鏡 ・マツ材線虫病の防除法(各メーカー対応) |
3日目 | ・樹幹注入施工実習 ・航空写真とGISを活用した松くい虫ピンポイント防除 ・レポート作成 ・総合試験(上記@〜Gの科目について) など |
4日目 | 面接試験 |
(3)受講費用
55,000円(税込)
※往復の交通費、宿泊費等が別途必要となります。
※講習会で『松保護士の手引き(改訂2版)』を参考にする場合があります。
本書は松保護士が知っておくべき知識・技術をまとめたものです。
お持ちでない方はその代金(4,500円+税)が必要となります。
(4)松保護士認定証の交付
合格者には登録申請に基づき松保護士認定証を交付します。
登録手続き等については、合格通知を送付する際にご案内します。
