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クロマツ雌花 松林実践講座
主 旨 松保護士等を対象とする松林の適切な防除計画の策定と的確な防除の実施に必要な技術・知識の修得を目的とする。



(写真は平成20年度の模様)
対 象 全国の松保護士、樹木医、都道府県市町村の森林病害虫防除担当者および近畿圏の森林組合職員など
時 期 平成23年11月10日(木)、11日(金)の2日間
場 所 和歌山県美浜町煙樹ヶ浜保安林
研 修 美浜町地域福祉センター
実習場所:煙樹ヶ浜保安林(町有林)
宿 泊 日の岬国民宿舎・シティーホテル
参加費 22,000円
募集人数 70名(定員になり次第締切)
主 催 (財)日本緑化センター
後 援
 (予定)
林野庁、和歌山県、美浜町、松保護士会、全国森林組合連合会、和歌山県森林組合連合会、 (社)ゴルファーの緑化促進協力会
 

※本講座は「松保護士登録更新制度対象講座」で、対象者は4・5期(199〜315)です。

※本講座は造園CPD認定プログラムです(10.8ポイント)

 

講座スケジュール

 
時間帯
内 容
1日目 13:00〜13:15 開会の辞(当センター企画広報室長)
来賓挨拶(美浜町長、和歌山県森林整備課)
13:15〜13:45 報告「美浜町における松枯れの現状と対策について」 (美浜町産業建設課)
13:45〜14:15 報告「和歌山県における松枯れの現状と対策について」
(和歌山県農林水産総合技術センター林業試験場)
14:15〜15:15 特別報告「樹幹注入剤の施工確認方法と適正な施用について(仮題)」 
15:15〜16:15 特別報告「津波被災海岸林の再生と松くい虫防除について(仮題)」 (林野庁)
16:15〜17:30 特別講演「松林に散布された薬剤の飛散実態と健康影響の可能性について(仮題)」(東京農業大学客員教授/千葉大学大学院名誉教授 本山直樹)
18:00〜 交流会
2日目 8:30〜16:00
実習場所(ホテルからバスで移動):煙樹ヶ浜保安林(町有林)
1) 当年松枯れ被害木の外観調査の要領(和歌山県林務課)
2) 「潜在感染木」の有無確認のための当年枯死木半径15m以内における小田式松脂滲出調査(和歌山県農林水産総合技術センター林業試験場)
3) 伐倒した被害木から複数箇所材片を採取(県林業試験場)、長さ1m程度に玉切り(地元森林組合作業班)、グループ毎に後食痕・産卵痕、マダラカミキリ幼虫の観察
4) 伐倒くん蒸のデモンストレーション(地元森林組合作業班)と参加者による実習
5) 天敵微生物製剤のデモンストレーションと参加者による実習
  (昼食)
6) 樹幹注入のデモンストレーション(薬剤メーカー)と参加者による実習
7) 土壌灌注剤のデモンストレーション(薬剤メーカー)と参加者による実習
8) 上記2)「潜在感染木」の松脂滲出状況の確認、剥皮箇所の補修(参加者)
  (地域福祉センターへ移動)
9) 採取材片からマツノザイセンチュウ検出と顕微鏡による確認(県林業試験場)
10) 質疑応答(コーディネーター:県林業試験場など)
11) 講座修了証の交付
  閉会の辞(当センター企画広報室長)、解散

 

昨年までの実施報告はこちらをご覧ください

 

お問い合わせ

財団法人日本緑化センター 企画広報室

TEL 03-3585-3561/FAX 03-3582-7714/Email メールアドレス


参加申込書

PDF178KB  ワードファイル word 709KB

 

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