日本の松原再生運動

 

子供の松原再生プロジェクト2009 in 隠岐の島町

2010年3月3日(水)、島根県隠岐の島町で小学校2校による子供の松原再生をめざす植樹活動を行いました。屋那の松原では、都万小学校の6年生・教員、隠岐水産高校、都万地区のみなさんが中心となり、もう一箇所の海岸(中村防風林)は、中村小学校の6年生と教員によるもので、2箇所の植樹に下田環境保全組合、島根県隠岐支庁、隠岐の島町、当センター前田常務理事らが加わり、全体で約90名の参加となりました。

 

都万地区のみなさんによる地拵え
都万地区のみなさんによる地拵え

松保護士・槙野さんから松原を守ること、マツ材線虫病により松が枯れるしくみ、苗木の植え方のお話を聞き、2箇所で450本の抵抗性クロマツ苗を各自で植え付けました。中村小学校は布施小学校と平成22年4月に統合となるので、子供たちには大切な思い出が1つ出来たのではないでしょうか。

都万小学校と隠岐水産高校のみなさん
都万小学校と隠岐水産高校のみなさん
都万小学校児童と地元のみなさん 松保護士槙野さんのお話しを聞く中村小学校児童
都万小学校児童と地元のみなさん
松保護士・槙野さんのお話しを聞く中村小児童
真剣なまなざしで苗を植える中村小学校の児童 中村小学校校庭の唐傘の松
真剣なまなざしで苗を植える(中村小) 中村小学校校庭の唐傘の松

 

唐傘の松(高さ16m、枝張最大25m)は、県指定無形民俗文化財である隠岐武良祭の祭場となり、周囲を3回半回り、その後いろいろな神事が行われます。