HOME > 講座・研究会 > 松枯れ防除実践講座

クロマツ雌花 松林実践講座

         第17回 松枯れ防除実践講座開催のお知らせ

 当センターでは、平成17年度より松枯れ防除事業に携わる都道府県の松枯れ防除担当者や、実際に現場で防除事業を行う松保護士や森林組合職員などを対象として、年に一回、全国輪番制で「松枯れ防除実践講座」を実施しています。

 今年度は、我が国の海岸松林における松枯れの適切な防除の推進のため、宮崎県をモデルとして防除に必要な知識・技術の理解および新技術の情報提供を目的として実施します。広く行政担当者、防除実施者及び地域住民の皆様のご参加をお待ちしております。

 | 開催案内  PDF |

 | 申込書   PDF |

 | 受講のしおり  PDF |

 

開催要項

主 旨: 我が国の海岸松林における松枯れの適切な防除の推進のため、宮崎県をモデルとして防除に必要な知識・技術の理解および新技術の情報提供を目的として実施します。
対 象: 防除事業を実施する松保護士、樹木医、造園業者、森林組合員、国および都道府県市町村の病害虫防除担当者、その他、NPO、ボランティア、地域住民等を対象とします(一般の参加も可能です)
日 程: 2025年12月1日(月)・2日(火)
場 所:

講義 宮崎県青島青少年自然の家

   〒889-2151 宮崎県宮崎市熊野藤兵衛中州、JR「運動公園駅」より徒歩10分

実習 宮崎県宮崎市熊野木崎浜海岸林

昼食:

12/2(火)の昼食代金は受講料に含まれます。ただし、無料の参加者を除きます。また、昼食を希望しない場合の返金はいたしません。

募集人数: 120名(定員になり次第締切)
主 催: 一般財団法人日本緑化センター
後 援: 宮崎県、宮崎大学(予定)

 

本講座は、樹木医・造園CPD(9.1単位)の認定プログラムです。(※申請中)

 

本講座は、「松保護士「登録更新」対象講座」です。

  • 更新対象は1期(38-3〜99-3)、2期(120-3〜146-3)、3期(160-3〜195-3)、4期(202-3〜253-3)、6期(316-1・345-2)、7期(348-2〜381-2)、8期(382-2〜424-2)、9期(425-2〜454-2)、10期(457-1)、11期(488-1〜515-1)、12期(521-1〜567-1)、13期(568-1〜610-1)、14期(613-1〜665-1)、17期(755〜788)、18期(790〜810)、および有効期限2026年3月31日まで(失効者含)の松保護士です。
  • 登録更新には本講座の修了証が必要です。

受講料

大区分

小区分

1日目

2日目

両日受講

1.松保護士

更新予定の松保護士

23,000

2.一般参加者
(防除事業者)

樹木医、1.以外の松保護士(更新予定者以外)、
造園業者、森林組合員等

6,000

12,000

18,000

3.行政担当者

国および5.以外の都道府県市町村等の病害虫防除担当者

宮崎県内

3,000

5,000

8,000

宮崎県外

4,000

6,000

10,000

4.その他

2.以外のNPO法人、地域住民、ボランティア

宮崎県内

2,000

4,000

6,000

宮崎県外

3,000

5,000

8,000

5.宮崎県職員、宮崎市職員、宮崎大学職員、学生

無料 12/2 昼食は付きません

  • 松保護士資格更新のために受講する方は、区分にかかわらず23,000円(登録更新料含)となり、一日単位での受講はできません。

 

講座スケジュール

  内 容

1日目

12/1(月)

 

講義

事業報告@「宮崎県における松枯れの現状と対策について」
宮崎県環境森林部自然環境課

事業報告A「ドローンによる薬剤散布のガイドライン」

一般財団法人日本緑化センター

特別講演1「松枯れのメカニズム・東日本と西日本の相違と現場での課題」

元石川県農林総合研究センター林業試験場 千木 容氏(樹木医)

特別講演2「被害の鎮静化に至らない実態の背景と課題について」

千葉大学名誉教授/農薬政策研究会代表 本山 直樹氏

特別講演3「テーダ松の木材としての使用の可能性と諸問題について(動画配信)」

元 サウスアラバマ州立大学生物科学教授 ローレンス・G・テイト 氏

事業報告B「抵抗性マツの現状」

一般財団法人日本緑化センター

特別講演4「無人ヘリによる薬剤散布の現状と課題(動画配信)」

西日本スカイテック株式会社 代表取締役社長 清水 学 氏

茶和会一人770 円、現地で徴収します。施設の都合上、アルコールはありません。

2日目

12/2(火)

 

実習

実習地:宮崎県青島青少年自然の家・宮崎県宮崎市熊野木崎浜海岸林(宮崎県宮崎市内)

1)木崎浜海岸マツ林の維持管理について
2)マツ林の観察方法と被害木の発見から対処までの手順・留意点
3)小田式樹脂流出調査(調査手順と方法について)
4)罹病検査のための材片採取の手順と方法
5)被害木の後食痕、産卵痕、脱出孔等の解説

6)マツ材線虫病診断キットの使用手順の解説と質疑応答(潟jッポンジーン)
7)ドローンによる薬剤散布の実演(日本松保護士会・ヤンマーヘリ&アグリ)

8)予防・駆除実習

・松枯れ予防樹幹注入処理(潟jッソーグリーン)
・逸出抑制処理(井筒屋化学産業梶j

・土壌灌注処理(石原バイオサイエンス梶j

9)修了証の授与

  • 講義・実習の内容・順番は一部変更になる場合があります
  • 2日間受講の方で、修了証をご希望の方は、別紙【参加申込書】にご記入ください(終了時に配布)
  • 国および都道府県市町村等の病害虫防除担当者が当講座を受講し、(本講座受講の前後を問わず)松・松林の保護に関する業務経歴が通算して1年以上を有する方は、次年度以降、松保護士資格試験に応募することができます

 

お申込

 申込期限 2025年11月21日(金)

 

 | 開催案内  PDF |

 | 申込書   PDF |

 

お問い合わせ

一般財団法人日本緑化センター 緑化事業部 小田川

TEL:03-6457-5218/FAX:03-6457-5219

E-mail:jigyou●jpgreen.or.jp ※●を@に変えてお送りください

 

 

開催履歴

※平成24(2012)年までは「松林防除実践講座」の名称で開催していました

 

開催
年度
開催日 場所 プログラム 報告
16 2023 8月24日(木)・25日(金) 千葉県千葉市    

15

2019 9月5日(木)・6日(金) 福井県敦賀市  
14 2018 9月6日(木)・7日(金) 秋田県秋田市  
13 2017 9月07日(木)・8日(金) 兵庫県神戸市
12 2016 9月08日(木)・9日(金) 青森県弘前市 PDF
11 2015 9月10日(木)・11日(金) 鳥取県鳥取市 PDF
10 2014 9月11日(木)・12日(金) 長野県南箕輪村 PDF
09 2013 9月04日(水)・5日(木) 岩手県盛岡市 PDF
08 2012 9月13日(木)・14日(金) 石川県加賀市 PDF
07 2011 11月10日(木)・11日(金) 和歌山県美浜町 PDF  
06 2010 11月11日(木)・12日(金) 千葉県富津市 PDF  
05 2009 10月08日(木)・9日(金) 福岡県岡垣町 PDF  
04 2008 9月25日(木)・26日(金) 長野県小諸市 PDF  
03 2007 11月29日(木)・30日(金) 宮城県 PDF  
02 2006 9月28日(木)・29日(金) 秋田県秋田市 PDF  
01 2005 11月09日(水)〜11日(金) 広島県 PDF  

 

   

このページのトップへ