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自然再生とは、健全で恵み豊かな自然を将来の世代にわたって継承するため、自然環境が損なわれた地域において有効な手段を用いて自然環境を修復・再生し、これを保全・育成することです。
財団法人 日本緑化センターは、「緑を育む人材と技術の創造」を事業の主要な柱として、これまでも樹木医制度や松保護士制度を創設し、展開して来ましたが、新たに自然再生とその技術に係る普及・啓発、及び有能な技術者養成を目的として、以下の取り組みを行います。
人と自然が共生する持続可能な社会の構築と、その根源である生物多様性の保全を推進するため、自然再生に係る理念の啓発とその技術の普及を目的として、「自然再生士」の資格制度を創設するとともに、技術習得のための「講習会」「研修会」を継続的に実施します。
自然再生士制度は、以下の3つの内容を骨格に継続的に実施していきます。
1)自然再生技術講習会
自然再生とその技術の啓発・普及を主目的とし、広く一般の方も対象とした自然再生の基礎を学ぶ「講習会」で、今年度(平成22年度)から実施します。
平成22年度「自然再生技術講習会」の詳細 (終了しました)
2)自然再生士資格試験 ※仕組みや内容については現在検討中です。
自然再生に係る知識と基本技術、事業全体のコーディネートができる技術者であることを「自然再生士として認証」する試験で、来年度(平成23年度)から実施する予定です。
3)自然再生技術研修会 ※仕組みや内容については現在検討中です。
自然再生士の資格取得者を対象として自然再生に係る最新知識・高い技術・コーディネート力をもつプロフェッショナルを育成するために行う「研修会」で、平成26年度から実施する予定です。
<自然再生士制度の基本構成>