昭和21年に九州、中国地方に限定されていたマツ枯れ被害は西から東へ進み、北海道を除く全国にどんどん広がっています。

 

被害材積は、昭和54年度に約243万立方メートルとピークに達したあと減少傾向にあり、令和3年度には約26万立方メートルとピーク時の 9分の1程度となり、各地における防除対策の努力が数字に反映されています。

 

しかしながら、地域によっては、新たな被害の発生が見られるほか、被害が軽微になった地域においても気象要因等によっては再び激しい被害を受けるおそれがあることから、 引き続き被害状況に即応した的確な対策を推進していく必要があります。

 

 
このホームページに掲載の記事・写真の著作権は一般財団法人日本緑化センターに帰属します著作権について