家畜ふん堆肥の供給 前ページからの続き


 C/N比、いわゆる炭素率は、16〜21の製品が最も多く(回答総数102件のうち28件、27.5%)、次いで9未満(21.6%)のものとなる(図7)。

 トン当たりバラ提供価格は、3,000円未満の製品が多く(回答総数329件のうち52件、15.8%)、2番目が5,000〜8,000円(14.3%)、3番目が3,000〜5,000円(13.4%)の順となる。8,000円未満の製品が全体の4割強(43.5%)を占めている(図8)。

 袋詰提供価格は、1袋20kgに換算して集計している。それによると、300〜500円の製品が最も多く(回答総数328件のうち92件、28.0%)、次いで500〜700円(18.0%)となる。700円未満の製品が全体のほぼ半数(53.0%)を占めている(図9)。

 販売エリアをみると、自市町村内への販売を主とする生産者がおおむね半数(47.1%)、県内他市町村を主とするものが約4分の1(26.6%)、県外販売を主とする生産者も1割以上(13.3%)みられる(図10)。


 販売先タイプは、畑作・水稲生産者への販売が主流である(53.6%)。2番目は花き園芸生産者(10.6%)、3番目に果樹生産者(7.8%)となっている。緑化樹木生産者への販売を主とするものは1.9%、山林種苗生産者に対しては0%となる(図11)。

 販売方法は、自社配達を主とする販売が最も多く(44.6%)、2番目は庭先渡しによる(29.8%)。散布請負まで行う販売方法はわずか(2.8%)みられる(図12)。

C/N比概数比率
販売エリア
バラ提供価格(トン当たり)
販売先タイプ(複数回答)
袋詰提供価格(20Kg当たり)
販売方法(複数回答)


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