| 112 | 侍浜松植物群落保護林(さむらいはままつしょくぶつぐんらくほごりん) | 
| 所在地/岩手県久慈市侍浜町北野山国有林185林班ほ1、ほ2小班 | |
| 規 模/幅200〜240m(平均 220m)、長さ320m、面積7.21 ha、樹齢150年 | |
| 岩手県 | 指 定/植物群落保護林、特別母樹林、巨木を育む森 | 
| 問合せ/三陸北部森林管理署久慈支署 0194-53-3391 (IP)050-3160-5905 | 
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|  | 標高140〜190m、南向きの緩斜面に位置する。地質は洪積層で、土壌は適潤性黒色土、一部が乾性褐色森林土である。 | 
|  | 南部アカマツの系統を組む成長、形質の優良なアカマツ林 | 
| 侍浜松は、目が詰んでおり、材が赤みを帯び、年輪がはっきりと現れ光沢もあり、さらに軽量であるという特質をもっており、南部アカマツの系統を組み、成長、形質ともに優良なことから有名な松の一つに数えられています。 昭和30年、この形質優良な天然アカマツを保存するとともに、林業経営を自然の推移に委ねた場合の変化を観察、記録して学術上並びに森林施業上の資料とするため、「学術参考保護林」に設定されました。 その後、昭和48年に種穂の確保と優良な林分の育成保護を目的とし「特別母樹林」に指定され、平成元年に保護林の再編拡充により「植物群落保護林」に編入されました。 さらに平成12年に豊かな自然環境の中にアカマツの大径木が林立し、優良な林分を形成していることから、21世紀へ生き続ける資産として、「巨木を育む森」として併設されました。 | |


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| アカマツを上層木とし、コナラ、 クリホオノキ、センノキなど木 本類約80種を中下層に配し、ミ | ||
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| ツバアケビ、マツブサなどのつる類がからみ、林床には、オクモミジハグマ、シラヤマギク、チゴユリなどの草本類約100種が見られます。 | ||
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|  | ●電車やバスの場合 JR東日本八戸線の侍浜駅が最寄駅です。 | |
| ●車の場合 国道45号線侍浜JAスタンド前を侍浜駅方向に入り、駅に向け道なりに約4q走ると、道路に隣接し保護林、母樹林の看板が立っています。 | ||
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