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2008年11月の番組

タイトル:

府中ケヤキ物語〜東京都府中市
東京競馬場の名物大ケヤキ
   

放送日:

10月30日
11月6日
11月13日

8:00〜8:30 16:00〜16:30
8:00〜8:30 16:00〜16:30
8:00〜8:30 16:00〜16:30

   

内 容:

東京競馬場の名物大ケヤキの素顔、競馬場内外にある樹木・樹林の機能と役割を樹木医の目を通してレポート。

 

実は2本のエノキがほとんどくっついて大木となっている
実は2本のエノキがほとんど
くっついて大木となっている

 9/12(金)10:00、東京競馬場を訪れ総務課長柏田秀治さん、馬場造園課馬場係長永野圭さんのお2人に取材内容を説明。まず、3コーナーの大ケヤキのある場所へ移動し、樹木医の神庭さんがケヤキ、実はエノキの健康状態を診断。樹高17m、根元周4.18m、幹周3.08m、枝張東3.0m、西10.2m、南3.6m、北9.5m、2本のエノキが株立ち状にくっついて生立している。外観診断の結果は、ヤドリギの着生していた樹幹(地上約4.0m)部分に腐朽が発生し、この幹が比較的大きく北側へ湾曲している。2本の幹が分岐する箇所(地上1.5〜2.5m)にも腐朽が発生、根元周辺は表土が流出した関係か、地表を根が伸長している。検土杖による根元周辺の土壌を観察した結果では、土壌はおおむね良好と推察された。診断中の樹木医、健康状態に関するコメントを取材。

 診断終了後、柏田さん、永野さんと分かれて、東門から正門にかけて施設内にあるケヤキなど樹林の様子を観察し、海賊船ダービー号(日吉が丘)のある広場を丘の上から俯瞰するように緑地を撮影、さらに、正門からフジビュースタンドへ至るケヤキ並木などを取材。


東京競馬場の名物大ケヤキ 樹木の外観診断をする樹木医の神庭さん
東京競馬場の名物大ケヤキ
樹木の外観診断をする樹木医の神庭さん
樹幹に観察されたヤドリギの着生による腐朽部分 競馬の実況中継で常に紹介される3コーナーの大ケヤキ
樹幹に観察されたヤドリギの着生による腐朽部分
競馬の実況中継で常に紹介される
3コーナーの大ケヤキ

 次に、東京競馬場から近くにある是政神社へ移動、地域の関係者数人のお話を伺ったところ、大ケヤキのあった場所には以前どうやらケヤキがあったと思われる意見も聞かれた。この地を治めた井田是政の没年はわからないが、天正18年(1590)に移り住んできたとあり、仮に1630年頃亡くなり、墓を建て、その時エノキを植えたとして、400年以上経過していることになる。現在のエノキははるかに若い樹齢である。
 なお、9/25(木)に東京競馬場関係者の取材をもう一度行い、番組を構成する予定。
 エノキの大木とその周囲にある広葉樹によって3コーナーにはちょっとした樹林が形成されている。井田是政の時代に静かな田園風景の中に佇んでいたであろう樹木は、平成の時代に日本ダービーや天皇賞の開催時には、熱狂する大声援に包まれる。樹木はそのような時の流れを静かに受け入れて、大空に豊かな樹冠を広げている。


東京競馬場正面のサトザクラ類並木の健康状態を観察する 競馬場に近い府中市の是政神社境内には古いケヤキの大木が残されている
東京競馬場正面のサトザクラ類並木の
健康状態を観察する
競馬場に近い府中市の是政神社境内には
古いケヤキの大木が残されている

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